賃貸アパートDIY
漆喰の壁づくり(前編)

今回、漆喰を壁に塗るのは神奈川県内にある築40年以上の平屋。もとの室内壁に少し緑色の部分があり、「壁の色だけがどうしても気になる物件」でした。加えてもともとDIY可能な賃貸ではなかったのですが、入居の際に不動産会社さんを通じて大家さんに室内をDIYしたいことをお伝いし、内見の際に具体的にどんなことをしたいのかを相談して直接OKをもらいました。どこまでDIYしていいのかわからない入居者の方も多い一方、大家さんとしても、入居者がDIYした場合に、奇抜な色になったり、補修が必要になったりと、「部屋がどうなるかが不安」だということが多いため、色や範囲、出来上がりのイメージは前もって共有するのが◎。最終的には敷金の1ヶ月分を割引していただき、DIYにあてさせてもらうことで、スタートへ。

漆喰塗りの際、最も大切なことが養生(ようじょう)作業。これは塗りたくない部分を綺麗に保つ準備です。漆喰も塗装もこの養生作業が最終的な出来栄えを左右します。もちろん、塗りムラはDIYならではの「味」だと思いますが、端の部分に飛び散ってついてしまった塗料や漆喰があるとやっぱり汚らしい仕上がりになるので要注意。必要な道具は、①養生テープ ②マスカー(マスキングテープとビニールがセットになったもの) ③はさみの3点です。100円ショップやホームセンターで買えますが、ホームセンターで販売されている建築用のもののほうが貼りつく力が強いので何かと便利だと思います。養生テープをまず塗らない端の部分に貼っていき、その上にマスカーでさらに飛び散っても良いように覆っていくような流れになります。

養生のポイントは、貼るときに漆喰を塗った際の厚みを想定し、漆喰を塗る面から1~2mm程度ずらして貼ることです。ぴったりに貼ってしまうと、養生テープを剥がしたあとに、塗れていないムラができてしまうため、注意が必要です。だいたい2人で作業して、6畳の部屋の養生には1時間くらいかかると思います。養生が終わればいよいよ漆喰塗りがスタートです。漆喰の種類はいろいろありますが、初心者の方はロイヤルホームセンターで販売されている「ねり漆喰」がおすすめです。袋の状態で手揉みして柔らかくなったらすぐに塗れますし、固まるのが早いので、ビニールクロスや土壁、繊維壁などいろいろな壁にそのまま塗れるのが便利です。スポンジで1回目はばっと壁に漆喰をつけてから、コテで伸ばしていくなどすれば、難しくなく塗れると思います。面積にもよりますが、6畳の部屋を3〜4人でやって3時間程度はかかると思います。塗ったあとは、すぐに乾き始めて、3日程度で完全に乾きます。

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